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茶渋や水筒のパッキン汚れはクエン酸で解決!洗い方や予防法

水筒についた茶渋やゴムパッキンの汚れは、毎日しっかりと正しく洗っていれば簡単に落とせます。
しかし、長く使っていると茶渋やゴムパッキンの汚れが溜まってしまうので、定期的にケアをすることも大切です。

そこで、水筒についた茶渋やゴムパッキン汚れのクエン酸を使った落とし方についてお伝えしていきましょう。

クエン酸なら簡単に手に入れることもできますし、安心して使えるのでおすすめです。
キレイに洗った後は、ぜひ参考に予防もしましょう。

水筒についた茶渋やゴムパッキン汚れのクエン酸を使った落とし方

水筒の中身は手が入らないため、なかなか細部まで洗うことができないものです。口に入れる飲み物を入れて持ち歩くものですから、なるべく清潔にして持ち歩きたいですよね。
特に、水筒のゴムパッキンはとっても洗いにくいパーツです。ゴムパッキンに茶渋やカビ汚れなどが付着して、思わずため息を付いた経験がある人もいるのではないでしょうか。
洗いにくい水筒の内部は、クエン酸を使うことで手の届かない部分まで洗うことができます。

クエン酸を使えば、内部だけでなく、ゴムパッキンの汚れも綺麗にすることができますよ。では、実際にどのような方法で水筒の中を綺麗にすれば良いのでしょうか。

まずは、クエン酸を使って水筒の内部を綺麗にする方法についてご紹介します。

【クエン酸を使った水筒の洗い方】

○用意するもの

・40度~50度のぬるま湯・・・1リットル
・クエン酸・・・大さじ1杯~2杯

○洗い方の手順

・40度~50度のお湯を用意し、クエン酸を大さじ1杯~2杯程度溶かします。
・クエン酸を溶かしたお湯を水筒に入れます。
・クエン酸を入れたら、約2時間そのままの状態で放置しましょう。
・一定時間が経過したら、いつものように食器洗い用洗剤を使って水筒を洗えば完了。

40度~50度のお湯を使用するのは、その方がクエン酸の洗浄力を高めることができるからです。せっかくですから、クエン酸の効果を最大限に発揮できるように、ぬるま湯で試してみてください。

クエン酸を溶かしたお湯を入れて放置するだけの方法なので、とっても簡単です。是非試してみてください。

クエン酸なら水筒の茶渋も気になるパッキン汚れもスッキリ落とせて安心

クエン酸を使ってつけ置きをすれば、頑固な茶渋が簡単に綺麗になります。クエン酸は酸性の性質。クエン酸の力で茶渋を浮かび上がらせて、洗いやすくなるという仕組みです。
上記では水筒内部の洗い方についてご紹介しましたが、続いては水筒のゴムパッキンなど、細かいパーツの洗い方についてご紹介します。

【ゴムパッキン内部の洗い方】

○用意するもの

・40度~50度のぬるま湯・・・1リットル
・クエン酸・・・大さじ1杯~2杯

○洗い方の手順

・ボウルなどに40度~50度のぬるま湯を入れ、クエン酸を大さじ1杯~2杯溶かします。
・クエン酸を溶かしたぬるま湯の中に、ゴムパッキンや細かいパーツを入れてつけ置きしましょう。
・夜につけ置きをして、朝まで放置しても問題はありません。汚れが落ちにくい部分ですので、しっかりつけ置きしてください。
・つけ置きをしたあとは、普段のように食器洗い用洗剤を使って綺麗に洗えば完了です。
つけ置きをしておくだけで、なかなか取れない汚れや洗いにくい部分も綺麗に洗うことができます。是非試してみてください。

水筒の茶渋やゴムパッキンの汚れを落とした後はしっかり乾燥させること

水筒の内部やゴムパッキンなどを綺麗に洗浄したあとは、しっかりと乾燥させることが大切です。茶渋汚れが綺麗になったからといって安心するのはまだ早いのです。

水筒の内部やゴムパッキンなどに水分が残っていると、そこに菌が繁殖しやすくなります。せっかく綺麗に洗っても、水分が原因で菌が繁殖してしまうのは喜ばしいことではありませんよね。

綺麗に洗ったらしっかりと乾燥させること。これを忘れてしまうと、カビなどの雑菌が繁殖して水筒内部が不衛生な状態になってしまいます。

茶渋汚れを綺麗にして、なおかつしっかりと水分を乾燥させることで、嫌な菌を撃退しましょう。

水筒のゴムパッキンは必ず外して洗いましょう

水筒を洗うのは少し手間がかかります。食器用洗剤を使って普通に洗うだけでは、カビや雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうため、そうしたことを予防するためにも必ずゴムパッキンを外して洗うことが大切です。

ゴムパッキンをしたままの状態で洗うと、ゴムパッキンの影に隠れて見えない汚れをそのまま放置することになります。

一見すると綺麗に見える水筒も、実はゴムパッキンの影に汚れが潜んでいるため、これが原因になってどんどん菌が繁殖し、水筒内部が不衛生な状態になってしまうのです。

せっかくお気に入りの水筒を見つけて購入しても、丁寧に洗わないとすぐに使えなくなってしまいます。

面倒かもしれませんが、水筒を洗うときは毎回必ずゴムパッキンを外し、隅々まで丁寧に洗いましょう。

カビが生えやすいゴムパッキンは定期的に交換するのがおすすめ

水筒のゴムパッキンを外して隅々まで丁寧に洗っていても、時間が経過するとともにゴムパッキンが劣化してしまいます。

実は、ゴムパッキンは消耗品のため、長い年月が経過したあとはゴムパッキンを交換して使用することがおすすめです。

水筒を購入したときに付いている説明書を見てみると、ゴムパッキンは1年前後を目安に交換すると良いという案内が書かれています。

現在使用している水筒を1年以上使用しているのであれば、メーカーに連絡をするなどしてゴムパッキンを発注し、交換すると良いでしょう。

ゴムパッキン自体の値段はそれほど高くないため、衛生面を考えて最善の方法を選んでください。

湿気の多い日やジメジメする季節になると、菌が繁殖しやすくなります。水筒を衛生的な状態で保ち、安心して美味しい飲み物を飲みましょう。