お茶を知りお茶を楽しむ

眠気覚ましにおすすめのコーヒーと紅茶の飲み方

会社での会議、仕事中など眠ってはいけないとわかっているけれど、眠くて全く頭に入らないなんて事があります。そんな時とっさに思いつくのがコーヒーや紅茶を飲んで眠気覚ましをする方法です。しかし飲み方によっては望んでいる効果を得られないことがあります。大事な時にあわせて眠気を覚ますにはどのような時間に飲んだらいいのか詳しく紹介いたします。

眠気覚ましにはコーヒー、紅茶どっち?

眠気覚ましの時の飲み物と聞くととっさに思いつく飲み物は色が黒く味に深みがある
コーヒーを思い出します。しかし紅茶のほうが眠気覚ましに効果的な成分が多く含まれているという話も聞きます。真相を突き詰めましょう。

●カフェイン量が違いは形にあった。
近年コーヒーよりも紅茶のほうがカフェインが多いと良く耳にします。私たちはコーヒーの見た目の色だけでカフェインが多いと印象つけてしまいます。紅茶のほうがカフェインが多いといわれるのはお茶として飲める状態での量ではありません。紅茶の葉とコーヒー豆の状態の成分の違いからなのです。しかし後お湯を注ぐだけの状態に形を変えたときコーヒーの方がカフェイン量が多くなり、豆のひき方によっては目覚ましに最適なコーヒーを入れることが出来るのです。

●体感温度の調節に飲み分けできる。
キムチや納豆などの発酵食品は健康を保つためにと本やテレビなどの情報で見かけますが、紅茶も同様に製造過程で発酵されて作られています。そのため紅茶を飲むと体が温まる作用があります。クーラーがきいた室内で体が冷えてしまったり、寒い季節には紅茶を飲むと体が温まります。コーヒーは体を冷やすと言われているため暑い季節や、眠気があるときなどに飲み体に刺激を与える時におすすめです。

眠気が吹き飛ぶコーヒーの飲み方

コーヒーを飲む時間によってはカフェインの効果が間に合わなかったり、寝る時間までずれ込んでしまうことがあります。

●30分前には飲み終わっていることが理想的
お腹が満たされている午後からの仕事や会議などはどんな眠気覚まし対策をとっても睡魔が襲ってくることがあります。それはコーヒーの飲む時間にも関係しています。コーヒーの眠気覚ましの効果は飲み終わってからおよそ30分後から発揮します。発揮しだしたら3時間は目が冴えている状態を保つことが出来ます。目的としている時間に合わせたコーヒーの飲み方を意識しましょう

●眠気覚ましはコーヒー豆のひきかたに関係あり!
コーヒーの違いは味や風味だけではありません。コーヒーを落として飲むとき元々豆の状態からひいて細かくしてからドリップするのですが、そのひきかたで眠気覚ましになるコーヒーかあまり効果が期待できないコーヒーかに分かれてしまいます。細かくひいて抽出の際に濃い色になるとたくさんのカフェインが抽出されたような感じになりますが、カフェインはひいている時点で空気中に分散されてしまいドリップした時は減っているのです。粗く引いたものは細かいものよりも豆を砕く回数が少ないため空気中への分散も少なくお湯を注いだ時に多くのカフェインを抽出することが出来るのです。

眠気を誘うコーヒーの飲み方

眠気覚ましにコーヒーを飲んでも全く目が覚めない、寝る前に飲んでもすぐに寝れちゃうよという人は飲み方が違うのです。

●体内の水分不足
コーヒーを飲むとトイレに行く回数が多くなることはありませんか?その都度体に必要な水分を排出してしまうため、体に負担がかかり体を守ろうと眠気が出ることもあります。1杯のコーヒーで眠気が覚めない場合は水に切り替えてみましょう。

●体が冷える。
冷えたら眠気が覚めるのではないかと思われますが、体が冷えすぎて体を温めようとブランケットや上着を着る事で温まり眠気を誘うことがあります。暑いときでも眠気覚ましのコーヒーはアイスコーヒーよりも温かいものをおすすめします。

●代謝が早い。
カフェインを摂取する量や時間が同じでもそのカフェインを体の中にとどめている時間は年齢によって変わってきます。年齢が若ければ若いほど代謝が早いため眠気が襲ってくる時間が早くなってしまうのです。予備にもう1杯用意しておいたり、飲む時間を逆算して飲んだりしましょう。

出先でも大丈夫!コンビニでも買える眠気覚ましのコーヒー、紅茶

眠気覚ましのコーヒーや紅茶はインスタントのものよりもひきたてのコーヒー豆をドリップしたものや、ティーパックを使って抽出した紅茶のほうが濃度も高く新鮮で効果があるのではと思いがちですが、コンビニのコーヒーや紅茶でも十分眠気覚ましが出来ます。

●選べるカフェイン濃度
コンビニで売っている缶コーヒーは、ブラック、カフェオレなど色々な種類があります。味だけではなく含まれているカフェインの量も違うため1日の摂取量を考えながら飲んだり、状況に合わせて選ぶことも出来ます。

●気分を変えて紅茶でも眠気覚まし。
コーヒー以外の眠気覚ましの飲み物の1つに紅茶があります。コーヒーほどカフェイン量は多くありませんが、さっぱりとしたのみ心地やレモン、ストレート、アップルなどコーヒーとは違う風味を味わうことが出来ます。紅茶はティーパックから抽出したものの方がカフェインを多く抽出することが出来ます。朝ステンレスボトルにティーパックを使って持ち歩くのもおすすめです。

紅茶のおすすめの飲み方

●レモンを入れてスッキリ
紅茶には色々な種類がありホッとして落ち着きたい時や気分を爽快にしたいときなどによって飲みたい味が変わってくるでしょう。レモンティーやレモンの輪切りを入れた温かい紅茶などは集中力を高めるお手伝いをするレモンの香りも感じられて眠気覚ましに適している紅茶です。

●ローズマリーのブレンド紅茶
ローズマリーの香りは勉強の暗記や集中して行いたい時に使うと効果的な香りです。スパイシーでスッキリした香りを紅茶に入れてブレンドするだけで香りとカフェインの効果で眠気を覚まし物事に集中することが出来ます。