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やかんの茶渋をセスキで落とす方法を紹介!注意点やおすすめ

やかんについた気になる茶渋はセスキ炭酸ソーダを使えば簡単に落とすことができます。ただし、やかんに使う前に注意したいことがあります。

そこで、セスキ炭酸ソーダでやかんの茶渋を落とす方法と注意点などお伝えしていきましょう。

さらに、セスキ炭酸ソーダは茶渋以外にも汚れ落としに使えます。セスキ炭酸ソーダを上手に活用して、やかんをピカピカにしてみましょう。
ぜひ参考にしてみてください。

やかんについた茶渋はセスキ炭酸ソーダで落としましょう

やかんでお茶を作っているという家庭もあるでしょう。煮出しのお茶をお大量に作るときってやかんは本当に便利ですよね。夏なんて、大量に麦茶をやかんで煮出しているというお宅も多いはずです。

しかし、何度もやかんでお茶を煮出していると気になるのが、中の茶渋ではないでしょうか。毎回きちんと洗っているつもりなのに、なんだか中が茶色くなってきた、ザラザラしてきたなんてこともあるでしょう。

やかんの茶渋、一生懸命洗剤をつけたスポンジで擦ってもなかなか落ちませんよね。仕方がない、なんて諦めてはいませんか。

そんなときオススメなのが、セスキ炭酸ソーダです。100円ショップなどでも手に入れることができます。セスキ炭酸ソーダは、天然のアルカリ剤。アルカリ性の洗剤と言って思い浮かべるのが、重曹という人も多いでしょう。

重曹ではなかなか落ちない汚れは、セスキ炭酸ソーダにおまかせ。重曹よりも洗浄威力は抜群です。

●茶渋を落とす手順
1.やかんに水を注ぎます。吹きこぼれない程度まで、しっかりと入れましょう。やかんに印がある場合は、その部分まで水を入れましょう。水の入れすぎには注意シてくださいね。
2.2リットルのやかんであれば、大さじ1杯の隻す炭酸ソーダを入れます。
3.やかんを火にかけて沸騰させます。
4.お湯がさめるまで、そのまま数時間程度放置します。できれば6時間以上が理想的です。
5.あとはスポンジで磨くだけ。しっかりと洗いで完成です。ピカピカの状態に戻るはず。

茶渋がぺろんと剥がれるので、軽くこするだけで大丈夫です。気持ち良い感覚で、あっという間に綺麗になるはずです。

やかんの茶渋をセスキ炭酸ソーダで落とすときの注意点

アルカリ剤であるセスキ炭酸ソーダは、アルミ製のやかんには使えません。変色してしまう可能性があります。アルカリ性が弱い重曹も、勿論使えないので覚えておきましょう。

あなたの家で使っているやかんは、何製ですか。ステンレス製であれば、なんら問題はないので、この方法を是非試してみてください。

また、茶渋が取れない、濃くこびり付いているという場合は、置く時間を調整したり、セスキ炭酸ソーダの量を調整すると良いでしょう。

しかし、セスキ炭酸ソーダを水に溶かしたものを沸騰させると、分解されて泡が出てくるので吹きこぼれや火傷にくれぐれも注意が必要してください。。

また、洗う際には、ゴム手袋を付けて作業してください。手につくとぬるついてしまいます。

セスキ炭酸ソーダならやかんの気になる茶渋や油汚れもスッキリ

ステンレスのやかんであれば、セスキ炭酸ソーダが使えますが、茶渋の汚れだけでなく、使い続けていることで、やかん周りもベタベタになってくることもあるはずです。
そのベタベタの正体は、もしかしたら油汚れかも知れません。

セスキ炭酸ソーダで手入れすれば、実は油汚れもスッキリと綺麗になります。

そのためには、やかんより大きめの鍋を用意しそこに水を入れて、セスキ炭酸ソーダを水の量に合わせて投入しましょう。

その水の中に、やかんを沈めます。中にもしっかりと水が漬かるように、沈めましょう。あとはそのまま日にかけて、煮立ったら弱火にするだけ。15分ほどぐつぐつ煮立たせたら、火を止めて、冷めるまで放置しましょう。

あとは、通常の茶渋を落とす方法と同じです。ゴム手袋をして、やかんの表面や中をしっかりとこするだけ。この方法の利点は、なんと鍋の中自体も綺麗になるところです。

ピカピカの鍋ややかんを使用するのは気持ち良いものです。鍋の中に残る茶色い液をみて、いかにやかんや鍋が汚れていたかに気づくでしょう。。

茶こしについた茶渋もセスキ炭酸ソーダで漬け置き洗い

やかんでお茶を沸かした場合、お茶を濾すのに、茶こしを使っているという人もいると思います。そんな茶こしにも、良く見ると茶渋がついてはいませんか。

茶こしだけではありません。いつもお茶を飲んでいる、コップや湯呑、急須などにも、茶渋がついていることもありますよね

茶渋がついたものは、はやりセスキ炭酸ソーダで漬け置き洗いするのがオススメです。

大きなたらいやボールなどに、熱湯を入れ、そこに適切な量のセスキ炭酸ソーダを入れて、1時間以上放置しましょう。

放置後は、ゴム手袋をして洗うだけです。頑固な茶渋とれて、茶こしや湯呑ががぐんと綺麗になりますよ。

やかんの内側の気になる白い湯垢はアレを使えば落とせる

やかんの茶渋の汚れは、セスキ炭酸ソーダを使ったこの方法で落とすことができます。

しかし、やかんの内部につく汚れは茶渋だけではありません。お茶を沸かしていなくても、やかんを使用していたら、いつの間にか中に白い塊がついていたなんてことはありませんか。

この白い塊の正体は、水道の水に含まれるカルシウムです。要するにカルキです。頑固に付着してれば、洗剤などでは簡単には落ちません。

では、どのように取り除けばよいのでしょうか。実は良い方法があるので、一緒に見ていきましょう。

湯垢(カルキ)汚れのとり方

1.やかんの中に塩を多めに入れ、その中にクエン酸、または酢をちょっと多め入れるだけ。この状態で、8時間程度放置しましょう。

しばらく漬けておくことで、白いかたまりがほぐれてきます。あとはスポンジでこするだけです。

湯垢はアルカリ性の汚れである為、酸性のもので軟化する方法で落とすことができるのです。

湯垢はアルカリ性の汚れですが、茶渋は酸性の汚れであるため、アルカリ剤で落とすのが賢明です。お互いの性質を見極め、何を使えば上手に落ちるのかを考えつつ、洗剤などを選ぶのがよいでしょう。