【お茶せっけん】効果やアレルギーと人気の悠香、はるほのか
さっぱりした洗い心地が魅力のお茶せっけんは、いろいろと肌に良い効果があり人気があります。
ですが一口にお茶せっけんと言っても、そのクオリティはさまざまです。
このページでは、お茶せっけんの効果やアレルギーなどの注意点、購入方法や気になる成分などについて紹介します。
お茶石鹸の効果
お茶せっけんとは、茶葉エキスが配合されたせっけんのことです。お茶と言えば、カテキン。
カテキンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。さらにカテキンは、肌の炎症を沈静する作用もあり、ニキビなどにも効果が期待できます。
また、お茶の成分にはビタミンCが含まれており、美白や保湿効果も期待できます。
お茶せっけんには、カテキンやビタミンCなど、お茶ならではの成分が含まれており、美肌づくりに効果的と言われています。
お茶石鹸の成分
お茶せっけんの成分は、「茶葉エキス」や「茶実エキス」といった、お茶の成分が配合されています。これらのお茶の成分が多いものを選ぶようにしましょう。
シミなどに効果的な、お茶ならではの美白成分が少ないと、期待できる美肌効果も薄くなってしまいます。
成分表示欄の最初のほうに並んでいるのが、配分量が多い成分です。
お茶せっけんの中には、着色料や香料でお茶のようにしているものもありますので、どのお茶せっけんを購入しようか迷ったときは、成分をチェックしてみましょう。
美白効果を求めるとともに、肌の潤いが気になる人は、コラーゲンやヒアルロン酸といった成分が配合されているお茶せっけんを購入するのも良いかもしれません。
お茶石鹸の洗顔の仕方
お茶せっけんの効果的な洗顔方法は、泡立てをしっかりすることです。泡立てネットなどがある人は、ネットを使ってたっぷりの泡を作りましょう。
手のひらたっぷりの泡で肌を包むように、こすらずにやさしく洗顔します。すすぎは、泡がなくなるまでしっかりすすぎましょう。
顔を拭くときは、柔らかいタオルで押し当てるようにして水分を吸い取るようにします。
顔を洗うときも拭くときも、決して強くこすったりせずに、肌に負担をかけないようにしましょう。
お茶石鹸によるアレルギー
せっけんを含む化粧品には、「加水分解コムギ」という成分が含まれているものもあります。
「加水分解コムギ」は、保湿力や泡立ちを高める効果が期待でき、せっけんの他にシャンプーなどにも使われることがある成分です。
小麦アレルギーのある人がそのような製品を使うと、加水分解により小さくなった小麦の分子が皮膚から吸収されてしまい、アレルギー症状を引き起こすことがあります。
小麦アレルギーを持つ人は、お茶せっけんに加水分解コムギが配合されていないものを選ぶようにしましょう。
人気のお茶石鹸
使い心地や、香りの好みなどはもちろん個人差がありますが、大手通販サイトのアマゾンで、人気のあるお茶せっけんを参考にできます。
悠香
お茶せっけんと言えば、悠香の「茶のしずく」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
悠香のお茶せっけん「茶のしずく」は、素材にこだわって製造されており、無農薬栽培された茶葉や天然成分を使用しています。
2010年12月から販売しているせっけんは、小麦由来成分を取り除いたものになっています。
株式会社悠香のゆうかストアで「お茶せっけん茶のしずく」を見る
はるほのか
「はるほのかお茶せっけん」は、石けん工房春風が販売する、自然派で無添加の手作りされているお茶せっけんです。
代表自らの肌トラブルの悩みから生み出された「はるほのかお茶せっけん」は、肌を守りいたわることにこだわった製品です。
カウブランド
カウブランドといえば、牛のイラストがついた赤箱や青箱のパッケージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
肌へのやさしさにこだわり、牛乳からなる成分を保湿成分として配合したせっけんです。
実はカウブランドも、「自然ごこち」をコンセプトに、お茶の成分を配合したせっけんを製造しています。
お茶石鹸の購入先
お茶せっけんは、ドラッグストアや大手スーパー、通販などで購入できます。
ドラッグストア
お茶石鹸の作り方
お茶せっけんは、家庭にあるものを利用して手作りできます。
用意するもの
- オリーブオイル250g
- 精製水88g
- 苛性ソーダ30g
- 緑茶の葉 小さじ3杯
- 空いた牛乳パックなど、型になるもの
- マスク、ゴーグル、ゴム手袋
お茶石鹸の作り方
- お茶の葉をミキサーにかける
- 1をオリーブオイルに約1週間浸け込む
- 浸け込んだ緑茶オイルを約40度で湯せんする
- 安全のためマスク、ゴーグル、ゴム手袋を装着し、精製水に苛性ソーダを少しすつ入れ、苛性ソーダ水溶液を作る(高温に発熱するので注意)
- 緑茶オイルも苛性ソーダ水溶液も、両方40度くらいになったら、緑茶オイルに苛性ソーダ水溶液を注ぎ、少しずつ混ぜて酸化させる
- 水溶液をすべて注ぎ、オイルの色が変わってきたら、ブレンダーや泡立て器などでよく混ぜる(最初の20分は休まずにかき混ぜる)
- 液の表面に線が描けるくらいの硬さになったら、牛乳パックなどを利用した型に流しこむ
- すべて流しこんだら、型を軽く動かして空気を抜き、ヘラなどで表面を平らに整える
- 容器にラップをし、発泡スチロールやダンボールなどで作った保温箱にいれて、温度の変わりにくい部屋で24時間保温する
- 型から出してカットし、日の当たらない風通しの良い場所で4週間ほど乾燥させて完成
苛性ソーダは、石けんを手作りする際に必要なものですが、取り扱いには注意しましょう。
強いアルカリ性である苛性ソーダは、皮膚につくと火傷のような状態を引き起こし、目に入ると大変危険です。
せっけんを手作りするときには、マスク、ゴーグル、ゴム手袋を着用し、注意して作業をするようにしましょう。