お茶を知りお茶を楽しむ

お茶漬けの素のアレンジレシピ|パスタやうどん、スープなど

ご飯があれば、いつでもすぐにできる便利な食べ物はお茶漬けです。

人気のあるお茶漬けの素や、お茶漬けの素を使ったご飯以外の簡単なアレンジレシピなどをご紹介します。

素を使ったお茶漬けの美味しい作り方

お茶碗にご飯を入れて、お茶漬けの素をかけてお湯をそそぐ、たったこれだけの手間でおいしいお茶漬けはできます。

夏など暑い日が続き食欲があまりない時には、お湯を使わずに冷たい水に氷を入れて作る事で冷やし茶漬けに変わります。

人気お茶漬けの素ランキング

お茶漬けの素を製造販売している会社はたくさんありますが、中でもお茶漬けの素の人気ランキングの上位に入るのが、食料品メーカーの大手、永谷園です。

永谷園のお茶漬けの素の定番商品の「お茶づけ海苔」や「さけ茶づけ」「梅干茶づけ」「たらこ茶づけ」「わさび茶づけ」は不動の人気を誇ります。

定番商品の他にも「味わい茶漬け」やキャラクターのイラストが描かれているお茶漬けなども人気があります。

また、大容量で比較的安いお値段の丸美屋の家族のお茶漬けシリーズも、家族そろってお茶漬けを食べたい時などに便利で人気があります。

永谷園のお茶漬けの素

永谷園のお茶漬けの素は、定番の味から冷やし茶漬け用「冷やし塩すだち茶づけ」やちょっと変わった「野菜増し増し!ラーメン茶づけ」などバラエティが豊かな商品があります。

永谷園の公式ホームページで「お茶漬けの素」を見る

たくさんの種類のお茶漬けの素をアレンジして楽しむ方法もまたおすすめです。

永谷園の公式ホームページに掲載されているお茶漬けアレンジレシピでは、わさび茶づけの素と豆腐と冷水で作る「冷静スープでひんやり!変わり冷奴」など、飲むお茶漬けの素などが紹介されていて、簡単にできるレシピが多数あります。

永谷園の公式ホームページで「アレンジレシピ」を見る

お茶漬けの素の賞味期限

商品のタイプによって異なりますが、常温保存が可能なお茶漬けの素の賞味期限は1年半程度です。真空パックなどのお茶漬けの素の賞味期限は約4~6カ月です。

お茶漬けの素のカロリー

ダイエット中の方などが気になるのは、お茶漬けの素のカロリーだと思います。一般的な市販のお茶づけの素6gでのカロリーは約15kcalです。

カロリーの他に気になる糖質は、主にお茶漬けの素に入っているあられに含まれていて、約1.8g~3.1gほどです。また、塩分は約2g~2.5g含まれています。

お茶漬けの素を活用したおすすめアレンジレシピ

今日は料理をするのが面倒だなと思った時に、早く簡単にできるお茶漬けの素のアレンジレシピで、おいしいメニューを作ってみましょう。

お茶漬けの素の種類を変えるだけで、メニューの幅が広がるのでぜひ試してみてください。

パスタ

乾燥パスタは、比較的賞味期限が長いので常備食としてストックしている方も多いと思います。

パスタをアレンジする1番簡単なレシピは、パスタを茹で、オリーブオイルと、お好みでにんにくなどでパスタを炒めて、味付けにお茶漬けの素を使うだけです。

パスタを茹でるときに、一緒にキャベツやきのこなどを茹でておくと、具沢山なパスタが出来上がります。

うどん

パスタ同様に、うどんも常備食としてストックしている方も多いと思います。また、冷凍庫に冷凍うどんなどが余っている時などにもお茶漬けの素は活躍します。

解凍して温めた(もしくは茹でた)うどんにお茶漬けの素をかけるだけです。

作るときのコツは、うどんの汁気(水分)を少し残すことです。汁気が残ることでお茶漬けの素と、うどんがよく絡みます。また、焼きうどんの味付けにも使えます。

おにぎり

片手で食べられるおにぎりは、ゆっくりとご飯が食べられない時などに便利です。

お茶漬けの素をおにぎり用のふりかけの様に、そのままご飯に混ぜて使う事で、お茶漬けの味のおにぎりができます。

スープ

1番簡単なお茶漬けの素を使ったスープの作り方は、器にお茶漬けの素を入れてお湯を入れるだけです。

お好みでごま油やねぎを入れても良いでしょう。スープのみでご飯を済ませたいときなどは、野菜や卵などを鍋であたためて味付けにお茶漬けの素を使うとおかずのようなスープができます。

チャーハン

チャーハンの味付けも、お茶漬けの素で簡単に作る事ができます。いつものチャーハンを作るときに、味付けをお茶漬けの素に変えるだけです。

少し味が足りないと感じた時は、しょうゆを少し足すと良いでしょう。

炊き込みご飯

炊いている時に、その匂いが空腹の体を刺激する炊き込みご飯も、お茶漬けの素を使って作ってみましょう。

炊飯器にお米とお水をセットして、お茶漬けの素を入れて、好きな具材を加えて炊飯するだけです。

さけ茶漬けの素や、たらこ茶漬けの素など、味を変えられるので飽きがきません。残った炊き込みご飯は、おにぎりなどにすると2度楽しむことができます。

そうめん

夏にはそうめんが大活躍します。しかし、頂き物などでそうめんが大量に残ってしまった時などにもお茶漬けの素は役立ちます。

パスタなどと同様にそうめんを茹で、お好きな油でそうめんと一緒にお茶漬けの素を炒めるだけです。先にハムや野菜を炒めておくと時短になります。

また、冷たいそうめんを食べる時にはめんつゆを使う方が多いと思いますが、お茶漬けの素をお湯に溶かし、冷蔵庫で冷やしてから、つけだれとして使うことでめんつゆの味とは違ったそうめんを味わう事ができます。

豆腐

ご飯がない時に、変わりに使えるのが豆腐です。豆腐をご飯がわりにして器に入れ、お茶漬けの素とお湯を入れて豆腐茶漬けの完成です。

サラダ

ドレッシングとしてお茶漬けの素を使うと、一味違うサラダが作れます。

ポイントは、始めに使う野菜を好きな油(ごま油やオリーブオイル)などで和えておく事です。仕上げにお茶漬けの素を振りかけて混ぜます。

おつまみ

ちょっとしたおつまみが欲しい時は、あまり手間のかかる調理法のものは作りたくないと思います。

そのような時のおすすめレシピは、冷蔵庫にある野菜などをお茶漬けの素で炒めるだけのレシピです。

色とりどりの野菜を使ったお茶漬けの素の野菜炒めは、見た目も華やかで簡単なおつまみには見えません。

野菜炒めに魚肉ソーセージやベーコンなどを加えると立派なおかずになります。

おかゆ

体の調子が悪い時や、食欲がない時にほしくなるおかゆも、お茶漬けの素をかけるだけで簡単においしいおかゆになります。おかゆを作るのが面倒な時は、市販のおかゆなどを使うと便利です。

漬物

お弁当にもう一品加えたい時や、ご飯のお供にほしくなる漬物もお茶漬けの素で作ってみましょう。

ビニール袋などに、刻んだ野菜を入れてお茶漬けの素を加えて混ぜるだけです。使う野菜はキャベツやきゅうりなどがおすすめです。

お正月で余った餅などは、気付いたらカビが生えてしまったなどの経験がある方もいると思います。

餅もご飯や豆腐と同じように、餅茶漬けにする事でいつもと違う味の餅を楽しむ事ができます。

餅は、レンジ、もしくはオーブントースターなどで調理してからお茶漬けの素とお湯を入れます。

手作りのお茶漬けの素

近くのコンビニエンスストアに行く元気もないような時は、冷蔵庫にあるものを組み合わせてお茶漬けの素を手作りしてみましょう。

手作りにおすすめの具材は鮭フレークや、しらす、梅やお刺身が余ったものなどです。

ご飯に具材を載せて、あられがある時には入れましょう。和風だしを少々かけて、お茶を入れて、最後にのりを乗せてお好みでわさびをトッピングすると完成です。

お茶漬けの素の種類

お茶漬けの素は、乾燥タイプなどは一人前分の一袋がセットになっていたり、大袋入り、または業務用などがあります。また、生タイプのお茶漬けの素はビン入りや真空パックのものが多いです。

わさび茶漬けの素

つんとした辛さがクセになるわさび茶漬けの素は、乾燥タイプも生タイプも鼻を抜けるわさびの香りが大人気です。

値段が高級なお茶漬けの素

普段は、買うことのない値段の高級なお茶漬けの素は、贈り物にもぴったりです。

贈り物に選ぶのならば、生タイプか半生タイプのお茶漬けの素が特別感があって喜ばれます。

巣鴨のお茶屋さん茶舗山年園の高級お茶漬けセットは、常温保存が可能で、真空パックになったボリュームのある具材が見た目にうれしいお茶漬けの素です。

塩分控えめのお茶漬けの素

健康のために塩分を控えている方におすすめなお茶漬けの素は、丸美屋の「家族の減塩海苔茶漬け」です。一般的なお茶漬けの素よりも、塩分が25パーセントカットされています。

梅茶漬けの素

梅茶漬けも、わさび茶漬けと同じくらいの人気のあるお茶漬けの素です。

海苔やふりかけなどの食品メーカーの大森屋の「男梅茶漬」は、製菓会社のノーベル製菓の男梅の味わいを楽しめるお茶漬の素です。

無添加のお茶漬けの素

体に良いお茶漬の素が気になる方は、無添加のお茶漬の素はいかがでしょうか。

食品メーカーの久原本家茅乃舎の「だし茶漬け」は、化学調味料や保存料が無添加で、だしにこだわったお茶漬けの素で、味も「ほうじ茶」と「抹茶」が選べます。

お茶漬けの素は英語でなんという?

お茶漬けの素は、そのまま「Ochazuke no Moto」として海外でも売られています。

もしも、お茶漬けの素を英語で説明するのならば、お茶漬けの素がどのようなものなのかを説明すると良いでしょう。

その場合は「Japanese green tea rice seasoning」です。「seasoning」が「素」のような意味になります。