ノンカフェインのお茶の種類｜血糖値を下げるお茶やほうじ茶
いつも身近にあるお茶は、気軽に気分をリフレッシュしたりするのに役立つ飲料ですが、お茶にはカフェインを含むものと、含まないものがあるのをご存じでしょうか。
妊婦さんや小さな子供も安心して飲むことができるノンフェインのお茶を、コンビニエンスストアなどで気軽に購入できる市販のものから、ギフトに適しているものまで紹介します。
おすすめのノンカフェイン・カフェインレスのお茶の種類
お茶の葉にはカフェインが含まれるものが多く、そういったカフェインを含むお茶は、スッキリしたいときや眠気覚ましに適しています。
ですが、人によっては安眠できなかったり、興奮してしまうこともあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ノンカフェイン・カフェインレスのお茶です。
ノンカフェイン・カフェインレスのお茶には、麦茶、そば茶、ごぼう茶、よもぎ茶、どくだみ茶、黒豆茶、桑の葉茶、甜茶、菊芋茶、杜仲茶、たんぽぽ茶、コーン茶、くこ茶、柿の葉茶、びわ茶、昆布茶、甘茶などがあります。
他に、ノンカフェイン・カフェインレスのお茶として、ハーブティーがあります。
ルイボスティー、ハニーブッシュティー、ローズヒップティー、カモミールティー、ペパーミントティーなどです。
これらのノンカフェイン・カフェインレスのお茶には、ペットボトル、ティーパック、水出し、粉末、パックになったものと、さまざまな形態があるので、シーンに応じて手軽に楽しむことができます。
血糖値を下げるノンカフェインのお茶
気になる血糖値を下げる効果が期待できる体にいいノンカフェインのお茶は、菊芋茶です。
菊芋には、「天然インスリン」とも言われている成分で、イヌリンという水溶性食物繊維が含まれています。
イヌリンは体内に入ると、食事による血糖値の上昇をおだやかに抑える作用が期待できます。
さらにイヌリンは、糖質にも働きかけ、腸内の環境を改善することもわかっています。
その働きは、消化器官内で発生する糖質の不要なゴミを絡め取り、腸内の善玉菌の栄養にできるというから驚きです。
体内から健康的に痩せることを目的としたダイエットも期待できるのが、菊芋茶です。
イヌリンアレルギーを持つ人は大変稀と言われていますが、アレルギーを持つ体質の人は少ない量から試してみると良いでしょう。
冷え性に効果的なノンカフェインのお茶
寒い季節でもないのに手足が冷たい、辛い冷え性に効果が期待できるノンカフェインのお茶は、ルイボスティーです。
ルイボスは南アフリカ共和国の一部のみに自生するマメ亜科の一種で、針葉樹のような葉を持つ植物です。
この葉を乾燥させて製造するルイボスティーには、豊富なミネラルが含まれており、体温を上げる働きがあります。
ビタミンCやカルシウムも含まれており、さらに老化を促す活性酸素を抑えるフラボノイドという成分も豊富で、アンチエイジング効果も高いとされています。
ルイボスティーのなかでも特に未発酵のグリーンルイボスティーは、フラボノイドが発酵したレッドルイボスティーの10倍あるとされています。
ルイボスティーの色は紅茶のようですが、タンニンが少ないので、味はさっぱりとしていてクセがありません。
リラックスできるノンカフェインのお茶
健やかな毎日を過ごすためには、リラックスできる時間を持つことが大切です。
心身を落ち着かせ、リラックスできるノンカフェインのお茶の一つに、カモミールティーがあります。
かわいらしい白い花を咲かせるカモミールは、ヨーロッパ原産のキク科のハーブです。
ヨーロッパでは古くから「母の薬草」と呼ばれ、心身をリラックスさせてくれる働きがあるとされています。
気分が落ち着き、安眠を誘う効果もあるので、寝る前に飲むとよく眠ることができるでしょう。
おだやかに心身を鎮静させてくれるカモミールティーですが、キク科のアレルギーを持つ人や、妊娠中の人は飲用を避けるようにしましょう。
妊婦さん・子供にも安心のお茶
妊娠している人や、子供でも安心して飲むことができるお茶にはどんな種類のお茶があるのでしょうか。
たんぽぽ茶
コーヒーの代用としても楽しむことができ、妊婦さんが安心して飲むことができるノンカフェインのお茶です。鉄分やビタミンも含まれています。
ごぼう茶
ごぼうに含まれる水溶性の食物繊維が腸内の環境を整え、妊婦さんが悩みがちなむくみにも効果があるとされています。
ごぼう茶は血流を改善し体を温める作用も期待できるので、妊婦さんにおすすめしたいお茶の一つですが、ごぼうは菊科の植物です。
キク科の植物に対してアレルギーを持つ人は、避けたほうが良いでしょう。
麦茶
すっきりした飲み口でミネラルが豊富な麦茶は、子供の水分補給に最適です。
夏に飲むお茶のイメージが強いですが、寒い季節にはホットで楽しむのも良いでしょう。
コーン茶
とうもろこしのほんのりした甘みが特徴のコーン茶も、子供が安心して飲むことができるお茶です。
ビタミンやミネラルが豊富に含まれているうえに、渋みのもととなるタンニンが含まれていないので、小さな子供でも飲みやすいでしょう。
コンビニエンスストアで気軽に買えるノンカフェインのお茶
コンビニエンスストアでも、ノンカフェイン・カフェインレスのお茶が市販されています。
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ノンカフェインのほうじ茶
お茶の葉が原料になっているお茶の多くには、カフェインが含まれています。
煎茶と比較すると量は少ないですが、ほうじ茶にもカフェインが含まれていますので、ノンカフェインのほうじ茶を探している人もいるでしょう。
ギフトにぴったりなノンカフェインのお茶
人一倍健康に気をつかう、出産祝いのプレゼントとして喜ばれそうなのが、ノンカフェインのお茶のギフトです。