【なた豆茶の効能】腎臓や便秘への効果や飲み方のポイント
なた豆茶は、体にさまざまなよい作用をもたらせてくれると言われているお茶です。
今回はそんななた豆茶の効能や、毒性の有無、飲み方、購入方法などについて詳しく記載します。ぜひ最後までご覧ください。
なた豆茶の体への効能・効果
なた豆茶とはどんなお茶なのか、飲んだことも見たこともないという方もいらっしゃると思います。
なた豆茶は、デトックス効果が抜群と言われるお茶で口コミでも非常に話題となっているお茶です。
ちなみに、なた豆は「ジャックと豆の木」のモデルになった植物と言われています。
なた豆茶がいつから親しまれているかというと、日本では江戸時代の初期ころ、中国から伝えられたと言われています。
九州・鹿児島で栽培され、歴史の書物に原料の刀豆（なたまめ）について記されているものも多くあります。
なた豆には、以下のような有効成分が含まれており、これらがデトックスをはじめとする下記でお伝えする体の不調へ効果的と言われています。
| 成分 |
|---|
| カナバニン |
| コンカナバリンA |
| ウレアーゼ |
| カリウム |
| カルシウム |
| 鉄 |
| マグネシウム |
糖尿病
なた豆茶の伝統的な効能の一つです。なた豆に含まれるカナバニンは腔内の炎症や抗菌作用があり、歯周病予防に効果が期待できます。
歯周病が血糖をコントロールするインスリンの効果を弱めてしまい、糖尿病を進行させてしまうことがあるため、なた豆茶が歯周病を抑えることで糖尿病予防になるということが言われています。
痔
こちらもなた豆茶の伝統的な効能の一つと言われています。なた豆茶の「排膿作用」「抗炎症作用」「血行促進」から痔に効果があると言われていて、患部になた豆茶を浸したガーゼなどをあてることで、痔が治癒したという声もあるようです。
口臭
口臭の主な原因の一つに歯周病があげられます。上記で記載した通り、なた豆茶には歯周病予防に効果が期待できるため、口臭予防にも効果が期待できるのです。
後鼻漏
なた豆茶に含まれるカナバニンが、鼻の炎症を抑えるということにも効果を発揮し、後鼻漏にお悩みの方に役立っているようです。鼻に関する効果に関しては口コミでも評判です。
副鼻腔炎
蓄膿症ともいわれる病気ですが、原因となる膿に上記同様にカナバニンが効果を発揮し、症状が治まったという声も多いようです。
花粉症
なた豆茶に含まれるコンカナバリンAという成分に免疫改善作用があり、免疫の誤作動によって発症するとされている花粉症の症状を抑える作用が期待できます。
また、上記の通り鼻の炎症に効果的であるという点においても、花粉症の症状を抑えることが期待できるようです。
腹痛
なた豆茶には上記の通り多くの有効成分が含まれている一方、飲む方の体質や飲む量によっては腹痛、下痢を起こしてしまう場合があるようです。
飲んでみて体に合わないなと感じた場合は、摂取量の調整や、中止を検討することをおすすめします。
なた豆茶は毒性がある？
「なた豆茶には毒性が含まれる」という説がありますが、これについてはお茶になっている時点でほとんど含まれていないとされていますのでご安心ください。
品質管理がしっかりとされているものを購入するのが安心です。
なた豆茶はどんな味がする？飲み方は？
なた豆茶は、どちらかというとメジャーなお茶とは言えないため、どんな味がするのかと気になる方も多いかと思います。
いくら体に良いと言われていても、美味しくないと飲み続けることはできないですよね。
実際に飲んだ方の感想としては、「癖がない」「黒豆茶に似ている」「渋みを感じない」などいうポジティブな意見が多く、美味しいという声が多いようです。
また、カフェインは含まれていないので、お子さんや妊婦さんにも安心ですね。
飲み方はほかのお茶と同様に、煮出し、水出しで飲むのが一般的です。どちらかというと煮出しのほうがなた豆本来の味わいが楽しめるということで、冷たいお茶を飲みたいときもいったん煮出して冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。
有名ななた豆茶と購入方法
有名ななた豆茶をピックアップしてみました。たくさんの企業、販売元より発売されているなた豆ですが、健康を目的として購入するのであれば、より安心ができるところから購入したいですよね。
以下の企業のなた豆茶は、すでに多くの人々に親しまれているなた豆で、簡単に購入することができるのでぜひ気軽に試してみてください。
丹波
豆どころである丹波（現在の兵庫県・京都府）で育てられた種を使ってつくる、こだわりのなた豆茶を楽しめます。
マイケア
青汁やサプリなどを販売するマイケアからも、なた豆茶がリリースされています。定期販売なども行っているようです。
ゼンヤクノー
鳥取県の健康茶を中心とした販売を行う企業のゼンヤクノー。なた豆茶のほかにも黒豆茶、ハトムギ茶などさまざまなお茶を製造しているので合わせて購入してみてはいかがでしょうか。