黒豆茶の効能と注意点｜栄養成分と腎臓や白髪への効果とは

2021年2月3日お茶

香ばしく少し甘みがあり美味しい黒豆茶。好んで飲んでいる方も多いと思いますが、効能について考えたことはあるでしょうか。

ここでは、そんな黒豆茶の体への効能についてお伝えしたいと思います。

その他、黒豆茶の注意点や美味しく飲むポイントなども合わせて記載します。ぜひ最後までご覧ください。

健康にいいと口コミでも話題の黒豆茶ですが、具体的にどんな効能があるのかを詳しく知っている方は少ないかと思います。

黒豆茶にはカフェインが含まれておらず、お子さんにも安心して飲んでいただくことができます。

また、香ばしさがある美味しいお茶で幅広い世代に人気のあるお茶です。

そんな黒豆茶ですが、保持している栄養成分から、下記のような効能・効果があるとされています。

黒豆は血液をきれいにする効果があると言われています。腎臓は血液の老廃物をろ過する役割を持っていますが、黒豆を摂取することでその腎臓の負担を減らすことが期待でき、結果として腎臓の健康を保つことにつながると言われています。

黒豆の皮部分に含まれるアントシアニンは抗酸化作用があり、アンチエイジング（老化防止）に効果的と言われています。

黒髪が白髪になることは老化現象の一つなので、アントシアニンを摂取することで白髪予防につながると言われています。

その他、黒豆に含まれるイノシトール、レシチンといった成分も神経細胞、血行の促進を促し、白髪予防に効果が期待できるとされています。

黒豆には食物繊維が豊富に含まれており、胃や腸などの消化器に波及し便秘改善につながると言われています。

便秘の改善は美肌につながるなど嬉しい効果もたくさん期待できるので、お悩みの方は普段飲む飲み物を黒豆茶に変えてみるのもよいですね。

妊婦さんは黒豆茶の飲みすぎに注意しなくてはなりません。内閣府の食品安全委員会より、大豆などに含まれるイソフラボンを日常生活の食事に上乗せして摂取することは推奨できないという発表がなされています。

手軽に楽しむ方法としては、黒豆茶用の茶葉を購入して、ヤカンや急須を使ってお湯で煮出すという流れがスタンダードな飲み方です。

ヤカンで作る場合はティーバッグに入ったものを購入すると便利ですね。

さらにおいしく飲むコツとして下記のことを意識すると、より黒豆茶の魅力を楽しむことができます。

水をヤカンに入れ沸騰したらティーバッグをいれますが、その後10～20分ほど弱火で煮立たせてください。そうすることでより濃いお茶を楽しむことができます。

急須の場合はパックに入れずに茶葉を小さじ1～2杯入れ、3分ほど待って色が濃くなるまで待ちます。ヤカンで作る場合よりも色で判断ができるのがポイントですね。

より手軽に楽しみたいという方へ、粉末の黒豆茶も販売されているのでぜひチェックしてみてください。

冷たい黒豆茶を飲みたいときにより美味しく楽しめる飲み方を紹介します。ポイントは「アツアツの黒豆茶を氷が入ったカップに入れる」ことです。

水出しよりもこの方法のほうが、豆の香りなど本来の深い味わいが楽しめると言われています。

氷が解けて冷たくなっていく様子が涼しげでおすすめです。暑い季節もぜひお試しいただければと思います。