【茶利】とは何?「もちゃり」や「茶利革」についてもご紹介
皆さんは「茶利」という言葉を聞いたことはありますか?
人間のある様子を表現する言葉なのですが、日常であまり使うことがないので、知らない方も多いと思います。
こちらの記事で解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
茶利とはどんな様子のこと?
「茶利」とは、滑稽な発言や動作、冗談のことで、古くからの文化である人形浄瑠璃や歌舞伎においての滑稽な演技、演出のことも指します。
そういった役割の人形や人を「茶利役」(ちゃりやく)、「茶利頭」(ちゃりがしら)と呼ぶこともあります。
もともとは動詞である「ちゃる」の連用形の名詞化で、「茶利」という漢字はあて字です。
茶利革とはどんな革のこと?
「茶利革」という財布などの素材に使われる革があります。これは上記の茶利とは関係がなく、茶利革の製法が西洋から伝わった際に関わった技師の名前から名前が付けられました。
明治三年に、産業で先進国から遅れをとっていた日本が、アメリカのチャールス・ヘンニクル氏の指導を受けて革の製造を開始しました。
その後生まれた革のことを、チャールス氏の愛称であった「チャーリー」をもじり、「茶利革」と呼ぶようになりました。
もちゃりという有名人
もちゃりさんはネット上で活躍するクリエイターで、歌ってみた動画などを制作しています。
Twitterやツイキャスなどのアカウントを使い、ファンと交流している姿も見られます。