【茶殻の再利用】肥料や掃除に活用|ふりかけなどレシピも
いつも捨ててしまっている茶殻、実はたくさんの使い道があります。
食べたり、掃除したり、リラックスしたり、いろいろな茶殻の使い道をご紹介します。
茶殻を正しく捨てる方法
急須を使って淹れたお茶、お手軽なティーバッグなど、お茶を楽しむ方法はいろいろあります。お茶を楽しんだ後は、茶殻を捨てなくてはいけません。
お住まいの地域によって茶殻を捨てる基準が違うと思いますが、ぬれたままの茶殻はカビやすくなっています。できるだけ茶殻を乾燥させてから捨てることをおすすめします。
ぬれた茶殻の水気を切り、新聞紙の上に置いて天日干しする方法や、電子レンジで30秒ほど加熱する方法などが良いでしょう。この方法はティーバッグの紅茶やルイボスティーなどにも使えます。
また、急須を使う時には茶こしを使ったり、排水口で水切りネットを使用すると、茶殻を捨てる作業がとても楽になります。
茶殻のリサイクル・再利用の活用方法
茶殻は乾燥状態、濡れている状態で飲む以外にも使う事ができます。
食べる
茶殻には、ビタミンやカテキンなどの栄養素がたくさん含まれています。
茶殻を無駄にせずに使えてご家庭にあるもので作れるレシピをご紹介します。
茶殻ふりかけ
- 茶殻と白ゴマを入れてフライパンで炒る
- パラパラしてきたら、かつおぶしと砂糖を加えて炒る
- しょうゆ、みりんを加えてさらに炒る
お好みで唐辛子や山椒などもおすすめです。
茶殻の佃煮
- 茶殻100g、水100g、さとうとみりんを各大さじ1、しょうゆ大さじ2を鍋に入れ煮詰める
- 煮詰めたらゴマを加える
昆布やちりめんじゃこなどもおすすめです。
茶殻チャーハン
- チャーハンに入れる具材を油で炒める
- 卵、ご飯を入れて、味付けをしてさらに炒める
- 最後に茶殻を加えて軽く炒める
この他にもクッキーの中に茶殻を混ぜたり、和え物など茶殻を使ったレシピはたくさんあります。
世界一受けたい授業で紹介
番組内で紹介されたレシピも簡単に作ることができるのでおすすめです。
- お茶炊き込みご飯
- お茶たっぷりかき玉汁
- お茶の豚バラロール
炊飯器にご飯をセットしたら、お吸い物のもとと茶殻を加えて炊く。
沸騰したお湯に茶殻、粉末のだし、酒としょうゆを加えて、水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶いた卵を入れる。
茶殻をごま油と塩で味付けして、豚バラ肉で巻き、フライパンで焼く。
掃除に役立てる
茶殻は日常の掃除にも使う事ができます。フローリングの掃除には、雑巾にぬれたままの茶殻をに包み固く絞り、フローリングを掃除します。
また、乾燥させた茶殻をフローリングにまいてほうきで掃くとホコリなどが取れます。
さらに、灰皿によく絞った茶殻を入れたり、乾燥した茶殻を布などで包み靴などに入れておくと消臭できます。
虫除けに役立てる
乾燥させた茶殻を出汁パック用の袋などに入れて、お米や乾物の中に置くと虫除けの効果が期待できます。
堆肥化する
効果はゆっくりですが、茶殻を土に混ぜることで堆肥化して、肥料として使う事もできます。
使い方は、茶殻をもう一度煮出し、一晩おきます。煮出した水(出がらし)を花などの植物にかけ、残った茶殻を軽く絞って土に混ぜます。
美容に役立てる
茶殻を出しパック用の袋に入れて、顔や肌を優しくマッサージすると美容効果が期待できます。
枕にする
乾燥させた茶殻を枕の中に入れて、お茶の香りを楽しむことでリラックスできます。ただし、茶殻は定期的に天日干しすることをおすすめします。